黒岩祐治さんの講演会
先日、フジテレビのニュースキャスター、黒岩祐治さんの講演会に行ってきました。
題目は『末期がんなのにステーキを食べ、苦しまずに逝った父』
この本は、以前ブログにも書いた『がん呪縛を解く』の本と同じように、末期がんに対して西洋医学は有効か?ということをご自身のお父様の病気を通して、体験されたことが書かれています。
抗がん剤や放射線治療をすることで、その後遺症の辛さに耐えながらただ生きているだけの人生ではなく、人間として、『Quolity of life』を考える必要がある、そのためには統合医療がとても大切だ、というお話は実体験をもとに語られているだけあって、興味深かったです。
後半は黒岩さんと劉影(りゅういん)先生のトークショーがありました。
医学博士の劉影先生は東大の教授でもあり、西洋医学と東洋医学を結合した未病医学研究センターの所長として活躍していらっしゃるすてきな女性です。
漢方では、『気・血・水』のバランスが取れているのが健康であるといい、漢方医学というより、漢方文化と考え、薬を飲むだけでなく、薬・食・茶・湯(漢方薬、食、お茶、薬湯)と、トータルで使って自然治癒力を高めるものだということを知りました。
気力、体力、食力・・人間の持っている気力を高めるものなのです。
具体的にどのようなものが良いかというお話もありました。
いくつか挙げると
・長イモ・・・これは山薬(サンヤク)というそうですが、体力が落ちている時に食べるとよいそうです。だから病人にはいいですよね。蒸して食べても同じとのこと。
・スイカの皮(白い部分)・・・生薬としても使われていて、暑い時に夏バテ予防にもなり、むくみも取ってくれます。サラダやスープにして。
・トマトの皮・・・花粉症によいとのこと。
・クルミ・・・ボケ防止に。また皮膚がきれいになるとのこと。動脈硬化の予防、血糖値を抑えるなど、1日に1~2個食べるとよい。
・ナツメ・・・女性の漢方薬にはほとんど入っている。生理痛、更年期、冷え性に。1日5粒くらい。
またリュウマチの人は、風邪を引かないように気をつけること、そして薬湯に入ると良いとのこと。
身近なものからも手軽に取り入れられる漢方ですが、漢方薬が発展していかないのはエビデンスが取れないからだというお話でした。人間は一人一人の体質が違うので、完全なものはないということ。そうした中で、歴史の長いものを選ぶのが、安全性が高いそうです。
今、テレビで『チャングムの誓い』が再放送されています。料理人のチャングムが最後は医女になる、という話は、薬膳というように食べ物が体にいかに大切かということを教えてくれます。生薬も食材も同じで、家族の健康は奥さんや、お母さんといった、台所を預かる人の手にあるというお話もしていました。
あっという間の2時間でしたが、いろいろ勉強になって楽しかったです。病気にならないように、『血・気・水』のバランスを保つための漢方文化も、ストレスを感じたらそれに対処するレメディを飲むバッチフラワーレメディも通じるところがあります。いずれにせよ、植物の力は偉大ですね!!もっと詳しく漢方文化について知りたくなりました。
そして、とにかく大事なのは体を冷やさないようにすること。冷えは免疫力を低下させ、万病の元となるとか。。
冷たいものを飲んだり、クーラーの中にいる事が多い夏こそ、体が冷えないように気をつけなければいけませんね。




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